クッバ城 城内
正男たちは「謁見の間」に向かう途中、大きな扉を発見した。
キノヒオ
「謁見の間」に向かうには、
この扉を通り抜けなければ行けないようですね。
この扉を通り抜けなければ行けないようですね。
正男
扉の向こうは、いかにも何か出そうな雰囲気だなー。
もしかしたらクッバ四天王がいたりして。
…ためらっている暇はないか。開けてみるぜ。
もしかしたらクッバ四天王がいたりして。
…ためらっている暇はないか。開けてみるぜ。
正男は扉をゆっくりと開けた。
クッバ城 マックスの部屋
扉の向こうにはがっしりとした体格の亀がいた。
???
おや?
こんな時間にお客さんとは珍しいじゃないか。
こんな時間にお客さんとは珍しいじゃないか。
正男
こいつってもしかして…
クッバ四天王の「マックス」か?
クッバ四天王の「マックス」か?
マックス
いかにも。
オイラはクッバ四天王の一人、「マックス」さ!
見たまえ!この肉体美を!
オイラの長年にわたる努力の結晶だ。すごいだろう。
オイラはクッバ四天王の一人、「マックス」さ!
見たまえ!この肉体美を!
オイラの長年にわたる努力の結晶だ。すごいだろう。
キノヒオ
さすが噂通りの肉体ですね…。
ここまで筋肉質な亀を見たのは初めてですよ。
ここまで筋肉質な亀を見たのは初めてですよ。
正男
それよりさ、俺たちは「謁見の間」に向かいたいんだ。
ここを通してくれないか?
ここを通してくれないか?
マックス
そいつは無理なお願いだなあ。
オイラはクッバ様に、
「怪しいヤツを通すな」と命じられているからね。
残念だがお引き取り願いたい!
オイラはクッバ様に、
「怪しいヤツを通すな」と命じられているからね。
残念だがお引き取り願いたい!
正男
そこをなんとか!
マックスと正男が問答していると、一人の亀兵士が部屋に入ってきた。
下級亀兵士
マックス様!
正男
げ。
下級亀兵士
こいつらは我々、亀第3小隊を壊滅させています!
のこのこ返すのは得策ではないかと!
のこのこ返すのは得策ではないかと!
キノヒオ
この展開はまずいですね…。
マックス
報告ご苦労。
どうやらキミたちを
このまま返す理由はなくなったようだね…。
どうやらキミたちを
このまま返す理由はなくなったようだね…。
正男
うーん…やむを得ないな。
こうなったらタイマン張らせてもらうぜ!
こうなったらタイマン張らせてもらうぜ!
キノヒオ
正男さん!
本当に大丈夫ですか?
クッバ四天王は今までの亀兵士とは強さが段違いですよ。
本当に大丈夫ですか?
クッバ四天王は今までの亀兵士とは強さが段違いですよ。
正男
キノヒオ!今まで俺たちには多くの困難が立ちふさがってきた。
…だが全て乗り越えてきただろ?
それに、ここを越えなければ俺たちの希望は叶わない。
なら、全力で突き進むだけさ!
…だが全て乗り越えてきただろ?
それに、ここを越えなければ俺たちの希望は叶わない。
なら、全力で突き進むだけさ!
キノヒオ
正男さん…。
それならば私も期待にこたえなければなりませんね!
全力で正男さんを応援します!
それならば私も期待にこたえなければなりませんね!
全力で正男さんを応援します!
マックス
そろそろいいかい?
オイラはここでずっと退屈していたんだ。
オイラの部下たちを潰したキミたちの力はどれほどのものか…
まずは見極めさせてもらうよ!
オイラはここでずっと退屈していたんだ。
オイラの部下たちを潰したキミたちの力はどれほどのものか…
まずは見極めさせてもらうよ!
正男
はっ!そっちも
のこのこ潰されないように気を付けるんだな!
のこのこ潰されないように気を付けるんだな!